matumusibook’s blog

主張のはげしいひと

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ドラマまで長かった…

じゃーーーーん!!!!!

 

いやもう、既にみんなTwitterやネット記事で知ってますよね。

もう明後日ですよ!チャリ橋くんのドラマ!すっごくすっごくドキドキします!

 

でもここまでの道のりは本当に長かった。

LDHさんから映像化のオファーを頂いてから2年半は経ってると思う。

 

お話を頂いたのは1巻が出てしばらくして、そろそろ2巻の打ち合わせをしましょうって時だった。寒かったから2月か3月?

デザイナーさんとの打ち合わせのため前担当の信藤さんと待ち合わせていて、信藤さんが到着後の第一声で「映像化の話、来ました」と言った。

 

映像化!!??私の漫画を!!??

 

正直今ほど注目されてなかったから(まあ、とりあえず連載続けられるかなって言うレベルの売り上げだったし)とてもビックリした。

 

LDHさん??あ、EXILEの…へーーー!

私は殆どテレビを見てないので芸能界の認識がかなりしょぼい。(LDHさんすみません)

 

 

早速LDHさんのHPを見てみた。

どんな役者さんがいるのだろう。すさまじくイケてる人ばかりだ(当たり前だろ)

 

その中で目についたのが鈴木伸之さんだった。

 

高橋くんとそんなに歳も違わず(鈴木さんその時27とかじゃなかったかな)何より身長がとても高い。高橋くんは183㎝だが鈴木さんはプロフィールに185㎝って書いてある(実際はもうちょっと高いのかな?)その上漫画みたいにガタイが良い。すごい。

 

いままで出演された作品を調べてみたがヤンキー役も多く、プロフィールではキラキラしたお目目がヤンキー使用で鋭くなっていた。とても期待が高まる。

 

いやしかしこの時点で鈴木さんがやると決まったわけではないのではしゃぐのは禁物だし、なにより映像化って漫画家界ではすぐポシャると有名な話だ。

私は常に映像になったらいいな~って想いと上手く行かない事態の両方を想像していた。

 

コロナ禍という事もあり、企画はじつにゆーーーーっくりゆーーーーっくり進んで行った。(こちらの肌感覚なので、関係者の方がめちゃくちゃ動いてくれてたらスミマセン…)

私はもうポシャる覚悟でいたのだが、映像化の契約は更新された。あ、色んな人が私の作品の実写化に対して本気になってくれてるんだと思った。

お土産で貰ったゼリーをふたを開けながらズルズル汁を吸ってから食べた。ハッピーな味がした。

 

 

そして多分昨年だったと思うが、担当信藤さんから連絡がきた。

LDHさんから、高橋くん役に鈴木伸之さんを提案されました。」

 

 

まさかマッチングするとは何という奇跡!!!!!!!!

 

こんなとこからですが鈴木さん、高橋くんを受けてくださりありがとうございます。

 

 

 

そうとなったら相手役のパン子である。

 

パン子の役は今思うとかなりかなり…決めるのが難しかった。

まずビジュアルからパン子っぽさのある人を選んでいたが、ここは大人の事情もあるので詳しくは言えないが中々先方の希望と私の希望がマッチングしなかった。

パン子は30歳だが、パン子より若い俳優さんも勧めていただいた。だが年齢の差というのは思った以上に俳優さんにはプレッシャーらしい(全員とは言わないが)

そりゃそうだと思ったし、ちゃんと不安だと伝えてくれたことが私はちゃんと作品に向き合ってくれた気がして嬉しかった。

何より俳優さんのプレッシャーを少しでも軽くしたいのでパン子に近い年齢の方が良いと思った。

 

あと、これは私も漫画を描く上で気にしてることなのだが、主要キャラクターのビジュアルが揃ったときガチッッとハマるのは大事だと思った。

 

つまり、鈴木さんの演じる高橋くんのビジュアルと相性のいい俳優さんの方がドラマを観る上で必要だと思った。

 

高橋くんっぽい人、パン子っぽい人をそれぞれ探したとて、それが上手く行くかは別の話だと思った。そこはやはり漫画は漫画、ドラマはドラマだ。

 

ここで自分の頭の中にひとりの俳優さんが思い浮かんでいた。

数少ない私が知ってる俳優さんレパートリーの中からなのでかなり希少だ。

 

それが内田理央さんだった。

 

私はパン子の見た目をどこにでもいる普通の素朴な女性として描いていた。

パン子と内田さんをお花でイメージするならパン子はカモミールで内田さんはガーベラでそのくらい華やかなビジュアルをお持ちの方だと思うが、なぜ内田さんを想いうかべたというとたまたまネットフリックスで観たオッサンズラブで主人公の幼なじみ役を演じられていたのが私の心の片隅に残っていた。

この幼なじみの女の子とってもチャーミングでいいな~と思ったのを思い出した。

内田さんのインスタを拝見したところ、美味しいものも大好きで漫画も大好きで(本棚のラインナップがガチで漫画好きな人だと思った)

内田さんだったら鈴木さんとの身長差もちょうどいいし、なにより特徴が少ないパン子だから内田さんの漫画のように大きなお目目が高橋くんの鋭い目つきと対象になって面白い気がした。

 

担当信藤さんもプロデューサー太田さんも意外だけどいいかも!と言った感じでオファーをお願いした。

 

なんと内田さんはすぐに快諾のお返事をくれた。

 

 

なんかもうこの時点で私の中では「内田さん、良い人!!」である。(チョロい)

もう私と担当さんは早く鈴木さん演じる高橋くんと内田さん演じるパン子が観たい!という気持で脳みそがいっぱいになった。

 

 

そしてその結果が↑のメインビジュアルである。

 

凄すぎる・・・!やはりこの二人のビジュアルがガチッッとはまってて最強じゃんって思った。この二人の物語が早く観たい!

 

 

長くなってしまったので、とりあえず主演2人の話までにするが、今後も共演されてる俳優さんやスタッフさん達の話などしていきたいと思っているので今日はこの辺で!